こんにちは、けーたんです。
突然ですが、あなたはお風呂にいつ入りますか?夜入らず朝だけで済ます朝シャン派ではありませんか?そんなあなたは要注意です。なぜならこの朝シャン、薄毛・抜け毛の原因になりうるかもしれないからです。
というわけで今回は朝シャンについて解説していこうと思います。
目次
朝シャンとは?朝シャンの起源とは?
朝シャンプーをすること、「朝シャン」は今でこそ当たり前のことですが、昔は一般的ではありませんでした。
資生堂のCMで朝にシャンプーをすることが話題になり女子高生を中心に流行ったといわれています。朝シャンは1987年新語流行語大賞 新語部門 表現賞を受賞しました。
あるデータによると、今では3人に1人が朝シャンをしているといわれています。
朝シャンが薄毛・抜け毛の原因となる理由とは?
今回の核心である薄毛・抜け毛の原因。それは4つあります。
1.朝時間がないからすすぎきれない
朝はなにかと慌ただしく忙しいですよね。そんななか朝シャンをすると、どうしてもシャンプーがすすぎきれない場合があります。これによって菌・ダニの増殖、頭皮のニオイや炎症を引き起こしてしまい薄毛・抜け毛につながってしまいます。
2.毛穴が詰まる
朝は頭皮の毛穴が開いた状態になります。そのような状態で朝シャンをするとシャンプーの薬剤が詰まってしまい、フケ・かゆみの原因となり、薄毛・抜け毛につながってしまいます。
3.紫外線のダメージを受けてしまう
頭皮には適度に皮脂があることが良いとされています。なぜならこの皮脂があることにより、紫外線などの外部刺激から守る役割があるからです。
朝シャンプーをすると頭皮の庇護膜(ひごまく)という皮脂がなくなってしまい、この庇護膜が分泌されるのがシャンプーした約6時間後になります。この分泌されるまでの間、頭皮が紫外線にさらされダメージを受けてしまいます。これによって薄毛・抜け毛リスクが高まってしまいます。
4.髪の毛が成長する時間に頭皮を清潔にすべき
人間が成長ホルモンを最も分泌する、いわゆるゴールデンタイムは22:00〜2:00の間といわれています。この時間に頭皮を清潔にしていないと髪の毛の成長を妨げることになってしまいます。
また、夜寝ている間に頭皮を清潔にしておかないと雑菌が増殖してしまいます。ニオイの原因だけでなく、頭皮が炎症を起こし薄毛・抜け毛の原因となってしまいます。
基本はやっぱり夜に1回!

髪の毛のことを考えるとやっぱり夜に1回だけするのが一番良いです。
朝・夜2回するというのも頭皮を清潔に保つから良いんじゃないか、なんて思われるかもしれませんが、これも逆に良くありません。頭皮に必要な皮脂を奪ってしまい、乾燥した状態になるので皮脂を過剰に分泌してしまいます。
この頭皮が乾燥した状態と過剰に皮脂が分泌された状態を交互に繰り返すことにより、頭皮環境が最悪になってしまいます。これによって頭皮に炎症ができてしまい、ハゲ・薄毛の原因につながってしまいます。
どうしても朝シャンしなければならない場合は?
寝落ちしてしまって夜お風呂に入れなかった…なんて場合もありますよね。どうしても朝シャンしなければならない、なんて場合もあるかと思います。
1.時間に余裕をもってシャンプーをする
すすぎ残しのないよう時間に余裕をもって朝シャンしましょう。
2.洗面所ではなくお風呂場で
狭い洗面所ではどうしてもすすぎきれない場合があります。洗面所よりも広いお風呂場でシャンプーをするようにしましょう。
3.頭皮に優しいシャンプーを使用する
化学物質の入っているシャンプーよりも天然成分が配合された育毛に特化したシャンプーが良いでしょう。
朝シャンのメリットとは?
そんな朝シャンですが、もちろんメリットもあります。
1.体が目覚めて活動モードになる
夜寝ている間は副交感神経優位なのですが、朝シャンでシャワーを浴びることにより交感神経のスイッチが入り、活動モードになります。
2.ダイエット効果に期待ができる
朝シャンで熱めのシャワーを浴びることにより、体温があがって脂肪が燃えやすくなります。これによってダイエット効果に期待ができます。
3.寝癖直し・体臭予防
人間は夜寝ている間にコップ一杯分の汗をかくといわれています。朝シャンをすることによって体臭予防になります。また、寝癖も一発で直りますよね。朝シャンをすればシャンプーの香りがすることになるので、清潔感を与えることができます。
気分もスッキリして朝から活動モードになれば気持ちよく一日がスタートできますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後は朝シャンのメリットについて書きましたが、髪の毛のことを考えるならやはり朝シャンはすべきではありません。朝シャンしなければならない状況もあるかと思いますが、習慣化することなくシャンプーは夜にするようにしましょう。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。