現在、サプリメントは大量に販売されていますね。
ダイエットや美肌、アンチエイジングに視力回復、そして薄毛対策。
薄毛対策のサプリメントでもかなりの数があります。
そんな中ですこし話題になっていたBOSTON(ボストン)を紹介します。
目次
BOSTON(ボストン)サプリメントは効かない?
最初に一言。サプリメントは「医薬品」ではなく「食品・栄養素」です。
なので「効く」「効かない」という表現は個人的には好きではありません。
体の中でなにかかが「不足」もしくは「過剰」になっているので「薄毛」になります。サプリメントは不足になっているものを補填することで「改善」をするものです。
BOSTON(ボストン)の成分が体の「不足」しているものに合致すれば「改善」の見込みがあります。
別の原因があれば「改善」はしません。
自身の体と生活を見直して必要なモノを見極める事が大切です。
BOSTON(ボストン)サプリメントの成分は?
ノコギリヤシ
薄毛対策といえば二言目にはでてくるノコギリヤシ。薄毛対策のサプリメントにはほぼ必須の成分です。
ノコギリヤシの実の油分に入ったモアーテルターゼという成分が5αリダクターゼという酵素の働きを阻害します。これによってDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える事ができます。
元々は北米のインディアンが食用していて、その部族の薄毛や前立腺の異常が少ないということから健康効果に注目があつまり、19世紀頃、ヨーロッパで研究がはじまり、現在、薄毛の改善、前立腺肥大の予防、男性の頻尿の改善などに有効とされています。じつはこれ全部DHT(ジヒドロテストステロン)が関わっているのです。
その有用性からヨーロッパの一部では医療の一部として取り扱われています。
ナツシロギク(フィーバーフュー)
ナツシロギクにはパルテノライドという成分が含まれています。
これは抗炎症作用を持ち、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害する役割も持っています。
さらに血流の促進作用もあるというなんだか至れり尽くせりな成分です。
イソフラボン
イソフラボンは女性ホルモンに似た成分です。
じつは男性でも少量ではありますが女性ホルモンが体内に存在します。
女性ホルモンは男性ホルモンを抑制する働きをします。男性ホルモンの一部を抑制することでDHT(ジヒドロテストステロン)の影響を減らすことができます。
また、なによりも血流の改善の効果が期待できます。
血液がサラサラになりスムーズに流れれば髪の毛まで栄養が行き渡り育毛につながります。
亜鉛
亜鉛にも5αリダクターゼの結合抑止効果があります。また亜鉛は様々なホルモンと関係しており、細胞の代謝に重要な役割を果たします。
亜鉛が不足すると皮膚が荒れたり老化したり、爪がボロボロになったりと髪の毛だけでなく体の様々なところに影響がでます。
アルギニン
アミノ酸の一つで成長ホルモンと関係があります。また、血流、血管の健康にも関係の深い成分です。育毛でサラサラの血流は最重要項目です。
ヒハツ
あまり聞きなれないモノですが、胡椒に近いスパイスです。
体を温め、血流をスムーズにして毛細血管の健康に役立つと言われています。
同様の効果にシナモンがあります。
BOSTON(ボストン)サプリメントには副作用はある?
サプリメントは「食品」であるので基本的には副作用は無いとされています。
ただし、決められた以上の量を体内に入れた場合、その保証はされません。
ちょっと考えてみてください。お肉をたくさん食べ過ぎたら胃もたれ、消化不良おこしますよね?野菜類だったとしてもお腹いっぱいまで食べれば調子悪くなりますよね。
サプリメントは「食品の超濃縮」されたものです。一度に濃厚な成分が入ってきたら不調を起こします。
念の為に個別に注意書きします。
ノコギリヤシ・・・大量摂取した場合、胃もたれ、吐き気などが発生する可能性あり
ナツシロギク・・・大量に摂取した場合、逆に効果が薄れる。体質によっては胃もたれ、吐き気などが発生する。流産のリスクを高めるため女性はNG。
イソフラボン・・・・女性ホルモンに似た成分。女性ホルモンは肝臓でコントロールされている為、肝臓の機能が低下している、病気の可能性がある人はNG。
健康診断で数値に異常がある人はサプリメントの摂取に関して医師との相談が必要(場合によってはより臓器に負担をかける)
また、体内にイソフラボン(≒女性ホルモン)が増え過ぎた場合、体の女性化が発生する場合がある。
亜鉛・・・・・・・・一度に大量に摂取した場合、胃の不快感、吐き気を発生させます。
また、銅やマグネシウムなど他のミネラルとのバランスが崩れるとホルモン異常は神経伝達、筋肉の働きに支障がでる可能性がある。
いろいろと脅すような事を書いてしましたが、要は「過剰摂取」せずに決められた量以上のものを飲み込まなければ問題ありません。
また、大量に摂取したとしても人体には一度に吸収できる量、有効に使える量の上限は決まっています。多すぎた量はなんらかの形で排出されてしまいます。無駄になるだけです。
まとめ
というわけで今回は「BOSTON(ボストン)サプリメント」について解説しました。
- ジヒドロテストステロン(DHT)は5αリダクターゼによって生成されます。
- テストステロンとの結合を阻止すれば薄毛にならずに済む可能性は十分にあります。
- BOSTONは様々な成分により結合を阻止して血流を改善する成分が含まれています。
- 全ての薄毛に効果がある!とは断言できませんが飲むことで改善の可能性がすこし増えます。
まずは自身の生活を見直してみましょう。しっかり睡眠とれていますか?ご飯はバランスよく3食ちゃんと食べていますか?運動不足ではありませんか?ストレスが溜まってお疲れではありませんか?
いくら優秀なサプリメントを飲もうとも生活が乱れていては効果が半減どころか無力化されてしまいます。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。